各位におかれましては、昨年度のコロナ禍による現役合宿キャンセル費対応での支援寄付金に多大なご協力をいただき、誠にありがとうございました。
OBOG会の企画委員会では、これを契機に現役側とサークルの現状と諸問題の改善について話し合いを重ねてきました。
サークルの状況は、昨年末段階での会員数が49名で、6年前の98名に比べて大幅に減少しています。年々会員数が減少することによってサークル運営費が圧迫され、それを補うために幹事自らが費用を持ち出す事態になっていること、さらにはそれらを背景とする幹事のなり手不足という悪循環を生んでいます。
現役幹事は会員数を増やすため、以下のような施策を検討してきました。
①効率的な新入生確保に向け、公式プラットフォームの開設、ルート採用の確保、練習会への勧誘
②会員定着率向上に向け、懇親会の多様化、イベント(早稲田祭出店など)の活発化、合宿の短縮化による参加人数増
③幹事の負担減・モチベーションアップ策、幹事費の見直し
④テニス力向上に向けた取り組みとして、対外試合の活発化、フリーコートの設置、テニスコーチの派遣など
ところが、コロナの影響は思っていたよりもはるかに大きく、上記の対策を講じる前に現在在籍するサークル人員そのものを維持することすら非常に難しいものとなり、長期的な改善策どころか、今のサークルをいかに存続させるかが重要な課題となってしまいました。
サークル運営には一定の費用が必要ですが、ここ数年のサークル員の減少傾向に加え、昨年同様、コロナ下の新歓活動において期待する新入会員確保・入会金獲得は決して楽ではありません。
また、毎年大学より10万円の補助金を受けておりましたが、昨年は早庭連・関東連の各種大会の中止及びテニス合宿の中止により目立った活動実績を示せず、今年度は補助金の不支給が決定しました。
その一方で、1年前の昨年春に申し込んだ直近の春合宿及び5月開催予定であった新歓合宿の中止に伴うキャンセル料の支払いも必要となっており、また、次期幹事の担い手である新二年生も少なく、今後の運営にさらに大きな支障が予想されます。
一方、皆さんからいただいた寄付金で、昨年度の合宿キャンセル費補助他の支援に充当した残金が60万円強あります。この非常事態に対して我々OBOGができる事を考え、企画委員会としてはこの残金の使途を次のように決定しました。皆さんのご理解をお願いいたします。
コロナの影響は来年度まで続くものと思われ、サークル員の減少による苦境は2年間続くでしょう。そこで、この2年間を緊急事態と捉え、コロナの影響度合いは徐々に緩和されると想定して、残金の60万円を傾斜配分で今年度35万円、来年度25万円に振り分け、現役のサークル運営費に対して補助します。具体的な使い道は現役幹事に任せますが、企画委員会にてもフォローしていきます。
皆さんからいただいた寄付金は有効に使わなければなりません。判断するのは今のタイミングだと思います。サークルの存続に是非とも役立ててもらいたいと願います。
時間的な余裕もないことから、勝手ながら今年度分35万円については、現役に振り込みの手続きを済ませました。事後になりますがご了承お願いします。
東京他では緊急事態宣言が発出され、コロナの影響はさらに増大しています。我らがサークルも、現役・OBOG一丸となってこの危機を乗り越えていきたいと思います。ご理解のほどよろしくお願いします。
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